【志望動機・例文付き】バイヤー・鑑定士、買取・査定のお仕事、リユース業界を目指す方必見!
2023.02.07
転職活動をしている中で、履歴書を提出したいけど「志望動機をうまく整理して書けない・・・」、面接日が近づいているのに「志望動機がうまく伝わらない!!」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、バイヤー、鑑定士、買取・査定のお仕事、リユース業界・中古業界を目指す方が参考になる履歴書の書き方・伝え方について、例文付きで具体的にご紹介します。
目次
■志望動機とは
志望動機の履歴書の書き方、もしくは面接での伝え方はとても大切です。
実績や経験・スキル以上に志望動機が重要といっても過言ではありません。なぜなら企業(経営者・採用担当者)としては、自社への志望意欲の高い方を採用したいと考えているからです。
少しスキルが足りないなと感じても、志望動機がしっかりある方はその後の定着、そして入社後の活躍が期待できます。まるで“ダイヤの原石”のような存在なのです。
では、志望動機の作成はどのように考えていけば良いでしょうか。
2つのステップで考えていきましょう!
step1.会社を知る
つまり、企業分析をしてどこを魅力的と感じるかです。
求人票や採用HPをみたり、実際にサービスを利用したり、店舗見学に行って、自分なりに魅力的だなと感じる点を洗い出しましょう。
リユース未経験者の場合は、「なぜリユース業界なのか」、「その中でなぜ貴社なのか」を2段階にわけて整理すると伝わりやすいです。
リユース経験者の場合は、「なぜ今の環境ではなく貴社なのか」を明確にすることがポイントです。
step2.自分を知る
これは、経験や強みがどう活かせてどう貢献できるのかという視点です。
未経験者の場合や、経験者でも少し謙虚な方の場合にやってしまいがちなNG例は、「学ばせてください」というスタンスで表現してしまうことです。「学びたい」、「スキルを身に着けたい」という姿勢ではなく、自身の経験や強みがどう活かせてどう貢献できるのかをきちんと記載しましょう。
上記2つをおさえた上で、文章にしていきます。
■文章校正のポイント
履歴書に記載するときは200~300字程度が読みやすいでしょう。
また、以下のような流れで書くと書きやすいので参考にしてみてください。
①書き出しは、「結論」からが鉄則です。
「私は○○を志望します。」などと端的に書くとよいでしょう。
②次に「結論」に至った詳しい根拠や理由を述べます。
「前職の仕事を通して○○の分野に興味を持ち、○○に挑戦したいと考えていました」といったように、具体的なエピソードやきっかけをもとにして記載しましょう。
③続いて「なぜその会社を選んだのか」企業分析を元に記載していきます。
④締めは、「入社後の目標・やりたい事」です。
採用担当者は自社に対する意欲があるか、長期的に働くイメージがあるかがわかるので、記載できるとベストです。
書き終えたら必ず読み直しをして、誤字・脱字など基本的なことが抜けていないかも気を付けてくださいね。
ここで、志望動機の例文をご紹介します。
■志望動機の例文(バイヤー・買取・査定編)
★未経験者の場合の例文
「モノの価値を見極め、つなぐ買取査定の仕事に魅力を感じております。私は柔らかい見た目と言われることも多く、お客様から親しみやすいとご評価いただく一方、論理的で冷静な性格をしており、査定士としてお客様とコミュニケーション・交渉事をすることに強みがあると考えております。地域に根差した企業でありながら、海外展開をしている御社にて、お客様を大切にしながらも、英語スキルを活かしてグローバルに活躍できる査定士として働きたいと考えております。」
★経験者の場合の例文
「バイヤーを志望します。総合リサイクルショップの日々の業務を通じて、多種多様な分野の商品知識を身につけられることにやりがいを感じていました。しかし次第に以前から関心の高かったブランド品を専門的に扱い、自身の接客技術を高めたいと考えるようになりました。そこで高額ブランド品に特化した店舗を展開する御社の求人に出会いました。自身の買取・査定や接客のスキルを活かしながら、知識を磨き、プロバイヤーとして成長したいと考えております。」
また、私が履歴書を添削させていただく中で、よくあるNG例について少しご紹介しておきます。
<NG例>
〇自分の思いが先行してしまうパターン
リユース業界は、時計が好き、古着や好き、ゲームやフィギュアに興味があるなど、アイテムへの想いが強い方の志望が多いのが特徴ですが、そうした自分の想いだけが強調されてしまうと、企業としては、どんな活躍をしてくれる人かイメージがしづらいです。
未経験者の場合も、経験者の場合も、「ここが魅力に感じた」、「御社でこうしていきたい」という思いだけでなく、自身の経験や強みがどう活かせてどう貢献できるのかを書くことが大切です。
〇オリジナリティがないパターン
リユース企業・リサイクルショップの採用担当者は1日に何通も何十通もの履歴書を見ています。どこの企業に出しても使えるような内容や、「○○という理念に共感しました」というHPを見て言葉を引用したような内容は、「この人は応募意欲が低いかも・・」と感じてしまいます。キレイにうまく書けることよりも、自分の言葉でオリジナリティを持って書くことに努めましょう。
■まとめ
いかがでしたか?あくまでも一例にはなりますが、バイヤー・鑑定士、買取・査定のお仕事を目指される皆さまにとってご参考になれば幸いです。
リユース・リサイクル企業の採用担当者は選考を通じて、
・志望動機を通じて自己分析ができているか
・会社との相性はどうか、
・本当に自社に熱量を持って志望してくれているのか?
を見極めたいと考えています。
転職希望者は志望動機を安易に作成したり、準備不足のまま面接で答えることなく、きちんと自分の想いを伝えられるよう言語化をしっかりしたいですね!
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<この記事を書いた人>
リユース転職 キャリアアドバイザー 山口桃子
リユース企業の元人事。中途採用に携わっていた経験から、どのような履歴書・職務経歴書が読みやすいか、採用担当者に刺さるのかを熟知。志望動機に何を書くのか、書いている内容が合っているのかなどが気になる方は、レジュメの添削を行います。そもそも一人での作成が難しいと感じられる方は、オンラインや電話でサポートすることも可能です。また、面接前のアドバイスなども行っております。全て無料のサービスなので、お気軽にご相談ください。
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