リユース業界の法人営業職特集!~仕事内容から働き方まで紹介。成長市場でキャリアの幅を広げよう!
2022.11.18
リユースの市場規模は11年連続で増加。2022年は2.5兆円、2023年には3兆円規模になると言われています。
人口減少社会の日本でリユース人口は伸び続けていく有望産業です。
「成長中のリユース・中古ビジネスは面白い!!」
でも、
「店頭で接客の仕事がしたいわけではない」
「真贋・査定のスキルを磨くのはしっくりこない」
「シフト制ではなく土日休みで働きたい」
と感じられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そのような方にぜひ知っていただきたいことがあります。
それは、【リユース業界の法人営業職】も採用が活況であるということです。
リユースの仕事と聞くと、“店頭での買取や販売の接客業”というイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。しかし、今は、成長したリユース市場では、職種の幅も広がっており、「イメージはつきにくいけど面白そうな仕事」があったりします。
そこで今回は、リユース業界専門の転職支援を行っているリユース転職が取り扱っている法人営業職の仕事内容と身に着くスキルや向いている人について、3つのパターンでご紹介します。
目次
■リユース業界の法人営業の仕事とは?3つのパターン
オフィス家具・オフィス機器のリユース営業
実は最近拡大傾向にあるのは、toC(個人)からの買取ではなく、toB(法人)からの買取営業です。アイテムはオフィス用の家具や機器。そのため業務としてリユース・査定をするけど、その相手は法人となります。
主にオフィスの移転時、展示会・イベントの撤去時の処分時にニーズがあります。営業として現場を確認。品物を査定し、買取と廃棄に仕分け。その後の運送手配、搬出立ち合いまで一貫して行います。見積の作成や問合せ対応を行ったり、案件ごとのスケジュール管理や工程管理を行っていきます。
リユース企業の集客支援をする法人営業
買取比較サイトというプラットフォームが存在するのをご存知でしょうか。例えば個人がPCを売却したいと思ったときに、複数の会社を比較検討できたり、相見積もりをかけることができるサービスを提供しています。企業側にとっては自社で集客への労力をかけれない場合も、プラットフォーム側で集客が見込めるというメリットがあります。
現在、「ヒカカク!」、「ウリドキ」、「おいくら」などといったサービスがあります。これらのサービスのセールスコンサルタントとして、単にモノを売るのではなく、顧客の業績向上に向けた継続的な支援をするという関わり方になります。
まずは買取強化に関するお悩みをサービスをご提案することで、リユース企業様の課題解決を行います。また、アフターフォローとして、使用状況などを振り返り、効率的にご使用いただけるようサポートします。
リユース企業のDXを支援するコンサルタント
前述したように成長を続ける市場である一方で、リユース企業も競合が激しく、どう売上を上げていくか、生産性を高めていくか、いかに効率よく集客するかなど、企業としては日々試行錯誤の状況ともいえます。そこで、リユース業界に特化してシステム化や業務改善を行う専門の会社があります。
リユース専門クラウドPOSシステムの顧客数を増加させるための営業、それに付随した顧客に対して適切な導入を行うための提案、課題解決までのサポートを行います。システムにはデータベースを元にした買取サポート機能・EC併売機能・顧客管理機能・スタッフKPI管理機能・LINEミニアプリ連携機能などがあり、顧客の業績拡大に貢献することができます。
単純なシステム販売というよりも、そもそもの業務改善や組織全体のデジタルシフト(IT化)を進めるといったイメージで顧客に深く入り込んで提案をしていきます。
■法人営業って働く環境や給与は?
基本的に、土日(祝)休み、オフィス勤務(都市部が中心)となります。リモートワークやフレックス制度を取り入れている会社も多いため、自由度が高い働き方といえます。転勤や異動はありません。また、シフト制ではなく固定休みとなるので、前職が店舗勤務の方は大幅に働く環境が変わるでしょう。
スーツでの営業を行う会社もありますが、私服OKの会社もあります。
給与は初年度想定で年収300万円~600万円程度を提示している企業が多いです。役職がつくなどマネジメント層になっていくと~800万円くらいを目指していけるでしょう。
■リユースの法人営業に向いている人はどんな人か?
顧客と向き合って継続的に仕事をしたい方
その場きりではなく、顧客との関係性が長期にわたるケースが多いです。じっくりと顧客と向き合って仕事をする方が向いているという方には良い環境といえます。
主体的に考えて行動できる方
いずれも数十名の規模の企業が多く、少数精鋭の組織です。そのため、個人に裁量があり、主体的に考えて行動できる方が向いているでしょう。
前向きに仕事に取り組める方
これから大いに伸ばす余地があるビジネスなので、新しい提案や会社をより良くしていきたいというマインドのある方が向いているでしょう。
自己成長したい、そのためにチャレンジしたい方
中には、リユース業界としてではなく、IT・ベンチャー企業、成長中のスタートアップ企業として認識されていることも多く、社長や経営層がメディア露出していたり、優秀なエンジニアが社内にいるケースもあり、刺激的な環境の会社もあります。チャレンジングな環境で働きたい、成長できる実感を持って仕事をしたいという方に向いています。
■リユースの法人営業で身に着くスキルとは?
マネジメント力
いくつもの案件や取引先を同時に抱えることになるため、マネジメント力が必要になります。スケジュール管理、案件管理、プロジェクトマネジメントなどは、元々の素養も大切ですが、磨いていくことができるスキルになります。売上管理やシフト管理などの店舗型のマネジメントスキルとは違うことがわかります。
課題解決スキル
課題を見つけるためにはヒアリング力が必要ですし、課題を設定して解決するためのプレゼン力も必要になります。
ビジネスを俯瞰して全体を捉える力
リユースビジネスの理解が深まるでしょう。ビジネスの全体像やどこがキャッシュポイントになっているのか、もしくはどこがネックになっているかなどがわかります。この考え方は汎用的なので、異なる業界を見るときも役立つでしょう。
リレーションシップ構築力
人間関係や人脈を築く力とも言い換えられるでしょうか。例えば、商談をしてサービスを導入してもらうには、担当者から経営層に稟議を上げてもらうことが必要になります。そのためのいつ、どのような情報を提供すべきか、信頼関係の作り方などを身に着けられます。
システム、ITスキル
商材自体がシステムサービスとなる企業で働く場合、システムやITの知識は高くなります。また業務で必要なITツールの導入も進んでいるため使いこなすことが出来るようになるでしょう。
■市場価値としても上がりやすい!?
キャリアステップという側面で考えたときに、鑑定士や店舗スタッフは「個人営業」や「販売・接客」という職種のくくりになります。例えば今後のキャリアを考えたときに、「法人営業」は転職市場でも「個人営業」の3~4倍の求人数があり、キャリア選択の幅が広く、市場価値としても上がりやすいという見方もできます。
業界未経験者も歓迎していますし、リユース経験者はリユースという仕組みや流れをわかっていることが有利にもなります。
今後のキャリアの幅を広げられないか、働き方を改善できないか、と考えられている方は法人営業という仕事の選択肢も考えてみてみるとよいかもしれません。
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リユース業界は12年連続成長、市場規模も2.5兆円に。フリマアプリに
よって物を売買することが普及し、SDGsへの意識の高まりから
消費トレンドが変革。今後も買取・リユースの需要は増していきます。
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