転職エージェントとしてあえて「転職を勧めないパターン」とは!?
2023.09.11
こんにちは、リユース転職のキャリアアドバイザーの山口です。
普段、多くの転職希望者の方からご相談をいただく中で、あえて「転職を勧めないパターン」というものがあります。なぜかというと、このまま転職したとしても結局、また同じことで悩んだありしていい結果にならないと想定されるためです。
そういう場合は、転職活動を始める前に、まずは「自己分析」を一緒にします。
・なぜ転職したいのか?
・何かから逃げるためのネガティブな要素が多くないか?
・本当に転職をすることがベストなのか?
まずは、「自分の本当の気持ち」を探ることから始めましょう!
■転職を勧めないパターンとはよくある3事例
< パターン1:「転職したら人間関係で悩まなくなる」と思っている>
転職したからといって人間関係の問題がなくなるとは限りません。
転職しても、また同じように人間関係に悩むことになるかもしれません。
まずは、今の会社で問題を解決できないか探ってみることをお勧めします。
<パターン2:転職動機が「周りの人が転職し始めたから」>
特に、第二新卒の方に多いパターンなのですが、周りの友達や同期が転職したという理由で転職活動を進めるのはお勧めしません。
何となく始めると目的が曖昧になり、結局、前の方が良かったとか、やりたい仕事ではなかった!など失敗してしまう原因になります。
< パターン3:「とにかく今の状況から抜け出したい!」と思っている>
「とにかく今の状況から脱したい」「今の不満を解消したい」といった理由で転職活動をすることはお勧めしません。
現状に不満を抱いていても、今の仕事に取り組むことで身に付くスキル、築けるキャリアがあるはずです。
まずは、5年後、10年後、あるいはその先、どんな仕事をしていたいか、どんな働き方をしていたいのかをイメージしてみることをお伝えしています。
逆に、将来目指す姿がはっきりしていて、今の会社での経験がその未来につながらないのであれば、早めに転職するのも有効な手段です。
■「転職すべき」と判断したら、何をすればいいのか?
転職を決意したり、本当に転職すべきかどうかを見極めるために、試しに転職活動をしてみようと考えたら、まず行うべきは「自己分析」です。
自己分析ができていないと、どんな企業が自分に合うのかを判断できません。
「自分が興味のある求人を選べばいい」と思うかもしれませんが、それだけではなかなか選考を通過できないのが現実です。
まずは、これまで経験してきた仕事を「棚卸し」して、さらに転職情報サイトや企業サイト・採用イベント、知人・友人などから情報を得ることで、自分の経験・スキルの強みを認識することが大切です。
それが「どんな企業で活かせるか」という視点を持つことに繋がっていきます。
”自分を採用することによってどんなメリットをもたらす事ができるのか?”
をよく考えて、
「自分がやりたいこと・できること」×「企業が求めていること・自分が貢献できること」
が揃ってくると、転職成功率は高まります。
しかし、自分一人では、客観的に自己分析を進めるのは難しいもの。
そういった時は、転職エージェントを活用するのも手です。
転職市場全般を把握している転職エージェントであれば、あなたのスキルや経験をもとに、転職市場の状況と照らし合わせ「今転職すべきかどうか」を判断してくれますよ。
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<この記事を書いた人>
リユース転職 キャリアアドバイザー 山口桃子
リユース企業の元人事。店長として買取の現場に立ち会った経験も多数。2019年よりリユース・買取業界専門の転職支援を開始。これまで多くの買取業界を目指す方のサポートをしてきた。また業界経験者の「よりキャリアを上げていきたいけどどのような方法があるのか」とういった相談も多く、総合的なキャリア支援を行っている。
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