Kさん 30代 男性
リユース業界未経験者販売、商品管理事務 ⇒ 質店 時計バイヤーへ
「専門性を持ちたい」という軸で仕事を探して“バイヤー”という職種に興味を持ちました。リユース転職では、バイヤーの仕事内容やリユース業界の情報を適切に提供してくれ、興味のあった高額商材を取り扱えるバイヤー求人を紹介してくれました。条件面よりも、価値観に寄り添ってくれたことで、自分の理想のキャリアへの一歩を踏み出すことができました。今では、毎日、50本以上の時計に触れながら、バイヤーの道を進んでいます。
転職を考えたきっかけはなんですか?
4月頃、新型コロナの影響もあり、会社を辞めざる得ない状況になりました。一時的に派遣で仕事をしながら、転職活動を始めました。活動をしていく中で、これまで自分でブランドを創りたいと思って、キャリアを築いていたが、本当にそうなのか、実現可能なのかなどを自問自答していく中で、自分の好きなもの、興味のあることを極めてプロ性を持ち、成果を出し、社会や組織に貢献したいという気持ちが強くなりました。その中で、元々、学生の頃から「アップサイクル」や「ものづくり」に興味があったので、【バイヤー】という職種に興味持つようになりました。
インターネットで検索をして、リユース転職のHPにたどり着き、キャリア相談をしたという流れになります。
なぜ今の会社様に転職を決められたのですか?
価値があるもの、目利きの力が必要なものを取り扱って専門性を磨きたいと考えていたので高額商材(ジュエリー、ブランド品、時計)を取り扱っている会社であったことと、リユース業界も色々調べてみましたが、未経験からの間口は意外と狭く、その中でも現職は未経験からでもチャレンジすることができた、ということから応募に至りました。
面接を通じて、今まで培ってきた商品管理事務や販売などの経験・スキルも見てくださって、質店という業態や会社規模からも活かせることがありそうと私自身も感じていました。また、運が良いことに、丁度、時計チームで人を探していたそうで、自分が中でも一番興味があった商材だったので、さらにここで働きたいという思いが強くなっていきました。
正直、年収は下がりました。今までの経験を直接的に生かせる求人で内定も出ていました。しかし、自分の元々の転職軸である「専門性を磨きたい、バイヤーとしてのキャリアを歩みたい」という想いを家族に相談し、応援してもらえたことは本当に感謝しています。
今どのようなお仕事をされているのですか?
入社してOJTをしながら業務を進めています。時計の知識をたくさん吸収するためにまずは時計に触れる機会を作っています。商品の撮影、検品、配送などで触れる時計は一日平均50本程度です。元々、工学部で“モノづくり”や“デザイン”という分野に興味があったので、その両方が集約されているアイテムだなと改めて感じています。やればやるほど奥深く、一生ものの知識です。上司も時計が大好きでその知識を惜しみなく教えてくださり、本当に良い環境に恵まれています。その他の業務としては、お客様からのお問合せ対応や質店の店舗業務も行っております。規模が小さい会社なので、柔軟に色々な業務を行っています。
今後のキャリアプランはどのようにお考えですか?
まずは今の業務をしっかり覚えながら、時計チームのマネジメントにも挑戦をしていきたいです。
ゆくゆくは、オークションへの買い付けなどバイヤーとしての業務の幅を広げていき、5年、10年くらいのスパンで、時計のプロとしてのスキルを身に着けていきたいです。古美術にも興味があるので、取り扱える領域を広げていくこともバイヤーとしてのキャリアプランの一つです。
プライベートでも「ものづくり」や「デザイン」、「アップサイクル」への関心を持ちながら、仕事にもつながるようなフィールドワークを続けていこうと思っております。
リユース転職を活用してみていかがでしたでしたか?
結果として、いい会社と巡り合うことができました。今回の転職活動では、エージェントを複数利用していました。
大手エージェントは、求人数はありますが、提案いただく求人がいい意味でもありきたりで、自分としては、知名度や待遇(給料)よりも、自分が何をしたいかを重視していたので、少し違和感を覚えていました。規模の小さい他のエージェントも利用しましたが、親身になってくださいましたが、そこはあまり情報がありませんでした。リユース転職さんは、自分が何をしたいかをより親身に聞いてくださりながら、リユース業界に特化した情報提供をしてくれました。バイヤーになりたいという漠然とした状態で、業界のこともまだよくわかっていなかったので、適切なアドバイスから知識を増やすことができ、自分のビジョンを深めていくことができました。
現在は、転職後の定着支援というかたちで、継続して数か月に一度、面談の機会を設けてもらっています。自分が何をやりかったのかを振り返ることでモチベーションを高められますし、今の状態をどうとらえているのかを聞いてもらうことで、整理でき、例えば職場で戸惑っていたことなども冷静になって捉えることができたりするので、とてもありがたい機会です。
この業界で専門的な知識を磨きたい、プロとして活躍したいという想いがある方はぜひ利用してみるといいと思います。