宝石のプロを目指して。買取専門店の店長が法人リユースへ転職|20代男性の転職成功ストーリー
リユース・買取業界 経験者買取専門店 → リユース大手企業

買取専門店からリユース大手企業へ転職して数か月が経ったYさん。入社当初と比べてどのような変化があったのか、転職活動を振り返りながら、現在の仕事内容とあわせてインタビューを行いました。
これまでの経歴について教えてください
就活のときはやりたいことがなくて、漠然とIT業界を見ていました。新卒でPC、ソフトウェアの販売をしていましたが、早期離職。その後はアルバイトをしながら、アパレルやブランド品の物販を行っていました。
そこでリユースという分野に興味を持ち、買取専門店に転職。3年間、店長として接客のほか、売上管理やマーケティングなどの業務を行っていました。
今回の転職活動はどのように進めたのでしょうか
店長としてさまざまなお客様と関わる中で、成長は感じていましたが、「今の環境ではこれ以上の成長が難しいかもしれない」とも感じていました。
そんなとき、「リユース転職」のキャリア相談を受けました。初回面談では、自分の気持ちや状況を整理。すぐの転職は考えていなかったため、まずは現職でもう一度成果を出すと決めました。
その後、1年半が経ち、30歳を目前にしたタイミングで再度リユース転職に連絡。方向性が定まり、当てはまる求人が一つだけだったため、そこに集中して面接対策を行い、無事に内定を獲得できました。
その会社を選んだ決め手は?
買取業務の中で「宝石」に興味を持っており、その専門性を伸ばせる環境だったことが大きかったです。
宝石は奥が深く、知識がないと適切な商談ができないこともあり、自分なりに勉強してきました。高額商品を扱ったときの達成感もありましたが、まだ知らないことが多く、そこに魅力を感じていました。
また、その会社は多くのリユース企業と取引があり、より広い世界が見られるという点にも惹かれました。
現在はどのようなお仕事をされていますか?
入社して数か月、現在は法人向けのリユース対応(店頭・郵送)を行っており、1日10件程度の査定を担当しています。
個人買取から法人買取に変わり、扱う金額も大きくなり、少数精鋭の環境で常に緊張感を持ちながら取り組んでいます。
取り扱う物量も前職とは比べものにならず、2か月で前職の3年分の経験をした実感があります。専門性の高い知識も得られており、改めて「思い切って転職してよかった」と感じています。
なぜリユース業界でキャリアを積もうと考えたのですか?
前職では地域密着の店舗で、お客様と深いコミュニケーションが取れる環境にやりがいを感じていました。
あるお客様が「これは結婚のときに買ったもので、手放すのは寂しいけど次の方によろしくね」と言ってくださったことが印象的で、「モノの架け橋になれる仕事」に魅力を感じました。
また、古着やジュエリーなど物そのものに興味があり、知識を深められるリユース業界は自分に合っていると感じています。
リユースは安定性と成長性があり、今後ますます拡大していく産業です。世界共通で求められる分野で、長く働ける業界だと思っています。