バイヤーが市場価値を高める方法!スキル・キャリアの磨き方とは、中古・リユース業界編
2021.04.06
中古・リユース・リサイクル業界専門の転職エージェントリユース転職が、バイヤー人材が市場価値を高める方法について徹底解説します。
目次
そもそも市場価値とは何か、正しく知ろう
転職市場において、「市場価値」ということばが定着していますが、皆さまは市場価値とはどのようなものだと考えていますか。
“自分のスキル・能力は他社で通用するのか”
“自分の年収が適正かどうか”
“これ以上のキャリアアップが可能なのか”
などを不安に思ったときに、「市場価値」について調べられることがあるかもしれません。
転職市場における「市場価値」とは、需要(企業ニーズ)と供給(人材)のバランスの視点ではかられます。
企業ニーズによりマッチした人材が、需要がある=市場価値が高いということになります。
『リユース転職』的、市場価値が高いバイヤー人材とは
ここからは、具体的にリユース・リサイクル業界で市場価値が高いバイヤー人材の要件を整理してみたいと思います。
あくまでも、現在の転職市場において、リユース・リサイクル企業からのニーズが高い傾向にある
「バイヤー・鑑定士・店舗スタッフ」人材ということです。
市場価値を上げるためには、自分のスキル・能力を上げることがとても大切です。
ここでは【スキル】を専門スキル、ヒューマンスキル、マネジメントスキルの3つの要素にわけて説明していきます。
【スキル】
■専門スキル
リユース・リサイクル業界特有の専門スキルとして査定スキル、真贋スキルや鑑定スキルがあります。
査定スキルとは・・・アイテムの相場状況や物の状態から、買取価格をつけることです。
真贋・鑑定スキルとは・・・例えばブランド品などの本物とにせ物を見分ける力です。
アイテムの取り扱い経験や、どのくらいの査定・真贋レベルが必要なのかは求人案件によりさまざまです。
一般的な求人案件には詳細にこのスキルを求めると書かれていないことも多いですが、実は企業様としてはこのスキルがほしいと想定していることもあります。現在の自分のスキルを見える化しておくことは企業とのニーズのずれがなくなるため非常に重要です。
今一度、自分のスキルを見直してみませんか?
また、リユース・リサイクル業界で手に職をつける感覚でプロフェッショナル人材になっていきたいと考えられている方は、
日々の実務や研修・セミナーなどを通じて、これらのスキルアップをされると市場価値は高まっていくでしょう。
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■ヒューマンスキル
ヒューマンスキルの中では、柔軟性、コミュニケーション力、組織コミットメント力が重視されると考えています。
柔軟性とは・・・その場その場で機転を効かせて行動や分析などを素早く対応出来ることや、色々な場面に臨んでその変化に応じて適当な処置が出来る性質のことを言います。販売だけでなく買取といった幅のある接客が必要であったり、査定時の値段の交渉が必要であったりするため、柔軟性を求められています。
コミュニケーション力とは・・・対人関係においてお互いの考えや意見をスムーズに伝えていくための能力を指します。職場だけでなく、家庭や社会生活を営むうえでも必要となるものであり、自分以外の他者と良好な関係を築くためには欠かせない能力です。特に顧客との接点が多いことや、チームで働くことが多い環境のため、求められています。
組織コミットメント力とは・・・継続就業できる力と言い換えるとわかりやすいかもしれません。組織にコミットした結果、組織に居続け、継続して就業することで組織に対する愛着がわき、さらに組織にコミットするという好サイクルを経験しているか、また、居続けるだけでなく、パフォーマンスを出しているかが求められています。
■マネジメントスキル
マネジメントスキルの中では、店舗運営スキル・人材育成スキルがあると考えています。
店舗運営スキルとは・・・売上管理、KPI管理ではどのような数字を把握し、売上達成に向けてどのようなことをしてきたのか、在庫管理をどのようにしてきたのか、などからスキルをみていくことができます。
人材育成スキルとは・・・新人への教育をどのようにしていたかや、店長候補をどのくらい育てられたか、などからスキルをみていくことができます。
いかがでしょうか。もし自身の3つのスキルを正しく見極めたい、もう少し詳しく内容を知りたいという方は、リユース・リサイクル業界出身のキャリアコンサルタントに無料相談をしてみましょう!
リユース・リサイクル業界で市場価値を高める方法とは
次は、市場価値を上げるということについてです。あなたは『エンプロイアビリティー(employability)』という言葉を聞いたことがありますでしょうか。
employ(雇用する)とAbility(能力)の合成用語で、個人の「雇用され得る能力」・「雇用され続ける能力」という意味です。
このエンプロイアビリティーは、転職することで上がるのではなく、実務経験や実績を上げることで培うことができます。そのためには、業界のニーズや企業・組織の期待を理解してキャリアを主体的に発達させるというマインドが必要です。そして、市場価値を上げる=エンプロイアビリティーを高めるということだと考えています。
もし経験、スキルを上げるための環境がない場合は、転職をすることも一つの選択肢です。ただ、現職の中で業務範囲を広げたり、先輩や上司に教わったり、異動・配置転換の希望を出せたりする可能性があるのであれば、まずはそのアプローチを試みてからでもいいと思います。
リユース・リサイクル業界の中で市場価値を高める方法として、例えば、下記のような視点から考えてみることができます。
参考になさってください。
■総合リユース・リサイクルとして買取業務を行ってきた方が、ブランド品・時計などの高額商材の査定・真贋ができるスキルを身に着ける
■宝石の鑑定をやっていた方が、時計の真贋がわかるようになる
■店頭での販売・買取業務を行ってきた方が、店舗マネジメントや人材育成のスキルを身に着ける
■営業を行ってきた方が、事業企画やマーケティングといった領域のスキルを身に着ける
その他にもさまざまな市場価値の上げ方、アプローチはあると思います。
ぜひ一度、どのような方法があるのか考えたい、自分の考えている方向性があっているのか聞いてみたいなどがありましたら、無料のキャリア相談をご利用ください。
市場価値だけに振り回されないキャリアづくりをしよう
いかがだったでしょうか。
「市場価値」という言葉は転職をする上で多くの人が気になるキーワードだと思います。ただ、「市場価値」という言葉だけにふりまわされてはいけません。
仕事をする上で、経営者(会社)の目指すこと、同僚や上司といった人間関係や、働く環境(労働環境)もとても大切だからです。
今自分がいる組織やチームのについて、上記の視点から見直してみてください。
まずはあなたを必要としている組織・働きやすいと感じられる環境で、日々の業務で自分のスキル・能力を上げていくことに目を向け、確実に実績を積んでください。実務で補えない部分は外部の研修やセミナーを活用してスキルアップすることも良いでしょう。そうすることで、市場価値を上げ、エンプロイアビリティーの高い人材へと成長していきましょう。
もし、どうしても今の組織・環境ではこれ以上市場価値を上げていくことができない場合は、転職を検討するということも必要だと思います。その際は、まずは興味のある業界や企業のニーズを理解すること、そして自分の市場価値・スキルを正しく把握しましょう。
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最後に、社会の変化が激しく、刻々と変わる転職市場の状況の中だからこそ、この機会に一度、市場価値という観点から、自分の経験やスキルの棚卸しをされること、そして、まずは自分が何を大切に仕事をしているのかや、目指したい将来のビジョン、キャリアプランを考えてみましょう。そのようなことを一緒に考え、整理するお手伝いをリユース転職のキャリアコンサルタントが無料で行っています。お気軽にお問い合わせください。
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