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リユース業界の年収相場は?キャリアアップ術も解説

2025.02.15

リユース業界の年収相場は?キャリアアップ術も解説

リユース業界は成長市場の一つとして注目され、キャリア形成の選択肢も広がっています。本記事ではリユース業界の年収をテーマに、業界全体の年収相場や職種ごとの給与水準、キャリアアップのポイントを詳しく解説します。未経験から転職を考えている方、現職で給与アップを目指したい方に向けて、実際の求人情報や高年収を実現するための戦略も紹介。リユース業界でのキャリア形成に役立つ情報をお届けします。

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目次

リユース業界の年収相場と職種別の給与水準

リユース業界は近年、環境意識の高まりやサステナブルな消費行動の普及により、成長を続けています。本記事では、リユース業界の正社員・アルバイトの待遇の違い、職種別の平均年収などを詳しく解説します。

リユース業界の平均年収はどれくらい?

リユース業界の平均年収はおよそ450万円です(リユース転職の求人情報を元に調査)。国税庁発表の令和4年分民間給与実態統計調査平均給与は 458 万円のため、ほぼ同水準といえます。業界の中でも、企業規模や取り扱い商材、報酬制度によって異なります。

アパレルや美容業界の平均年収が350万円程度なことと比べると、小売り・サービス領域では比較的に高い水準だといえるでしょう。

企業規模では、業界の成長期であるため、賞与やインセンティブにて還元しています。また、大手だけでなく、中小規模の会社でも個人への還元比率が高い企業もあります。

業態(商材)別にみると、ブランド品や貴金属を扱う業態が一番給与水準が高くなっています。次にPC・スマホなどのガジェットを扱う業態や、ホビー系やアパレル扱う業態が続いています。(リユース経済新聞社調べ)

新卒採用の初任給は企業や職種によって幅があり、大学卒の場合は月収23万円から25万円程度が一般的です。営業職や幹部候補生として採用される場合は30万円以上の給与が設定されることもあります。(リユース転職調べ)

アルバイト・パートは時給制となり、時給1,000円~1,500円が相場です。

職種別の年収相場

リユース業界の収入は、職種や経験によって大きく変わります。特に専門スキルを持つバイヤーやマーケティング担当者は、高い収入を得やすい傾向があります。出張買取の営業では、インセンティブ制度を活用して稼ぎやすいケースも多く、成果次第で収入を大きく伸ばせるのが特徴です。キャリアアップを考えながら、自分に合った働き方を見つけることが大切です。

買取スタッフ・査定士の給与

年収は350万円から600万円ほどで、店頭や出張での買取業務、査定、顧客対応を担当します。経験を積むことで査定士や店長へ昇進し、収入を増やすことが可能です。インセンティブ制度がある会社では、営業成績に応じて年収が大きく変わる場合もあります。

店舗管理・マネージャーの給与

年収は500万円から800万円ほどで、店舗の売上やスタッフの管理、在庫の管理を行います。複数の店舗を統括するエリアマネージャーになれば、年収700万円以上を目指すこともできます。

EC運営・マーケティング担当の給与

年収は350万円から800万円ほどで、自社のECサイトやフリマアプリを使った販売戦略、SEO対策、広告運用などを担当します。デジタルマーケティングの知識やスキルがあれば、さらに高い年収を狙うことができます。

法人向け買取営業の給与

年収は350万円から600万円ほどで、法人向けの中古品買取や販売、仕入れ先の開拓、BtoB取引などを行います。経験を積むことで、マネージャーや部長へと昇進し、収入をさらに上げるチャンスがあります。

バイヤーの給与

年収は400万円から800万円ほどで、オークションや業者からの商品の仕入れを行います。商材に特化したプロバイヤーになり、会社への利益貢献が大きくなれば、年収800万円以上を目指すこともできます。

リユース業界で年収を上げるには?

リユース業界で年収を上げるためには、キャリアアップの道筋を明確にし、専門スキルを磨きながら、自身の市場価値を高めることが重要です。店舗管理職への昇進や転職を活用したステップアップ、資格の取得、収益性の高い企業を選ぶことが、収入を伸ばすための鍵となります。本章では、リユース業界で実際に年収を向上させるための具体的な方法について詳しく解説します。

キャリアアップのステップ

店舗スタッフから管理職への昇進

リユース業界では、店舗スタッフとして経験を積み、店長やエリアマネージャーへと昇進することで年収アップが期待できます。売上管理や在庫管理、スタッフの教育・マネジメントスキルを身につけることが、管理職へのステップアップにつながります。店長クラスになると年収は400万円から600万円、エリアマネージャーに昇進すると600万円から800万円、本部職でバイヤーや事業企画を担当すると800万円以上も目指せます。昇進するには、日々の業務をこなすだけでなく、会社の利益につながる提案をしたり、業務改善に積極的に取り組む姿勢が求められます。

専門スキル(鑑定・査定)を高める

ブランド品や骨董品、時計、宝石などの専門知識を持つ査定士や鑑定士は需要が高く、スキルを磨くことで収入を大きく伸ばせます。一般的な査定スタッフは年収340万円から500万円ほどですが、ブランド品や時計、骨董品の専門鑑定士になると500万円から800万円の収入が見込めます。スキルを高めるには、実務経験を積みながら資格を取得したり、研修を活用したりするのが効果的です。

転職を活用して年収アップを狙う

現在の職場で昇給の見込みが少ない場合、より条件の良い企業への転職を考えるのもひとつの方法です。成長している企業や大手のリユース企業では給与水準が高く、キャリアアップのチャンスも多くなります。法人向けのリユース業界では、営業成績によってインセンティブが支給されることが多く、成果を上げれば年収アップにつながります。また、新規事業の立ち上げに関わるポジションでは、高い役職で採用される可能性があり、大幅な収入増も期待できます。

年収アップに有利な資格とスキル

ブランド品・骨董品の鑑定スキル

ブランド品や骨董品の鑑定スキルを身につけると、高価な商品の査定を任されることが増え、収入アップにつながりやすくなります。ブランド品鑑定士は、ラグジュアリーブランドのバッグや時計などを扱い、経験を積むことで年収500万円以上を目指せます。骨董品や美術品を専門にする鑑定士は、希少価値の高い品を扱うことが多く、年収600万円以上の可能性もあります。

リユース業界で有利な資格

リユース業界でキャリアアップを目指すなら、専門知識を証明する資格の取得が役立ちます。リユース検定では、業界の基礎知識や関連法規を学ぶことができ、AACD協会基準判定士は偽物の流通を防ぐための知識を証明する資格です。また、GIAやFGAの資格を取得すると、宝石や貴金属の鑑定スキルがあることを証明でき、専門性の高い分野での収入アップにつながります。

オンライン販売・EC運営の知識

最近はオンラインでの販売が広がり、ECサイトやフリマアプリを活用した販売戦略が重要になっています。ECサイトの運営経験があったり、SEOや広告運用の知識があったりすると、企業内での評価が上がり、年収アップにつながる可能性が高くなります。

高年収を実現しやすい職種・企業の特徴

フランチャイズ展開の企業

全国展開しているフランチャイズ運営企業は経営が安定しているため、給与水準も比較的高い傾向があります。店舗責任者として働く店長やエリアマネージャーの年収は500万円から800万円ほどで、本部勤務の経営企画や商品企画、バイヤーなどの職種では700万円以上の収入を得ることも可能です。

インセンティブ制度が充実した企業

買取や販売の実績に応じたインセンティブ制度を導入している企業では、成果次第で大きく年収を伸ばせる環境が整っています。営業職の場合、基本給に加えて成果報酬が支給されるため、年収600万円以上を目指すことができます。買取専門スタッフは、買取件数や成約率に応じた報酬が加算され、トップクラスのスタッフでは年収800万円以上を稼ぐケースもあります。

新規事業を拡大する成長企業

急成長しているリユース企業では、新規事業の立ち上げに関わることで早い段階から高収入を得ることができます。新規事業部のリーダーやマネージャーになると、年収600万円から900万円ほどの水準になり、スタートアップ企業の幹部候補として採用されると800万円以上の年収に加え、ストックオプションを得られる可能性もあります。

リユース業界で年収を上げるには、昇進や転職、専門スキルの習得を組み合わせた戦略的なキャリア形成が重要です。市場の変化を意識しながら、自分のスキルを高め、収入アップのチャンスを積極的に活かしていきましょう。

未経験からリユース業界に転職する場合の年収事情

リユース業界は未経験からでも挑戦しやすい業界の一つですが、年収水準やキャリアパスは職種や企業によって大きく異なります。未経験者がスタートする際の給与水準や、第二新卒や異業種からの転職成功例、アルバイトや契約社員から正社員へのステップアップ方法について紹介します。さらに、転職時に年収を上げるための交渉術についても解説します。

未経験から始める場合の給与水準

リユース業界では未経験者を積極的に採用する企業も多く、特に買取スタッフや査定アシスタントのポジションは異業種からの転職者にとって入りやすい職種です。正社員の平均年収は300万円から400万円ほどで、アルバイトや契約社員の場合は時給1,100円から1,500円、フルタイム勤務では月収20万円前後が目安になります。研修制度が整っている企業も多く、ブランド品や家電、ホビー商材などの知識をゼロから学べる環境が用意されています。

第二新卒・異業種からの転職成功例

異業種からリユース業界に転職し、キャリアアップを果たすケースも増えています。小売業や販売職出身者が買取スタッフから査定士や店長へと昇進し、年収が300万円から500万円に上がる例があります。営業職出身者は法人向けリユース営業に転職し、高額商材の仕入れを担当することで、年収350万円から600万円へアップするケースもあります。EC運営やデジタルマーケティングの経験がある人は、リユース企業のEC担当として転職し、SEOや広告運用で成果を出すことで年収400万円から700万円へキャリアアップすることも可能です。

アルバイト・契約社員からのステップアップ

リユース業界では、アルバイトや契約社員から正社員に登用する企業も多く、実績を積むことでキャリアアップのチャンスが広がります。買取スタッフのアルバイトから査定スキルを磨き、正社員に登用されるケースや、倉庫管理の契約社員として働きながらオンライン販売の知識を身につけ、EC運営スタッフとして正社員に昇進するケースもあります。店頭スタッフのアルバイトから接客スキルや在庫管理の経験を評価され、店長補佐へ昇進し、年収280万円から450万円にアップした例もあります。

転職時に年収を上げる交渉術

希望する年収が業界の相場と合っているかを把握することが、転職活動を成功させるポイントです。複数の求人サイトを比較し、希望職種の平均年収を調査するほか、リユース業界に特化した転職エージェントに相談するのもおすすめです。口コミサイトや業界レポートを活用して、同業他社の給与水準をリサーチすることも役立ちます。

面接時に給与交渉をするコツ

給与交渉は、面接の終盤や内定が出たタイミングで行うのが一般的です。前職の経験を活かせることをアピールするのが効果的で、「前職での営業経験を活かし、法人向け買取の成績向上に貢献できる」と伝えると、企業側にとって採用のメリットが明確になります。業界平均を基に交渉する場合は、「同業他社の同職種では年収350万円が相場と伺いましたが、それに見合った評価をいただけますか?」と伝えることで、具体的な交渉がしやすくなります。さらに、「入社後は査定業務をマスターし、1年以内に売上目標を達成する意欲があります」と伝えることで、長期的な貢献が期待できる人材として評価されやすくなります。

企業に求められるスキルを強調する方法

リユース業界の企業は、即戦力となる人材を求める傾向があります。顧客対応や営業で活かせるコミュニケーション能力、ブランド品や中古品の価値を見極める査定スキル、オンライン販売やSEOの知識があると評価されるEC運営のスキル、倉庫管理や商品管理の経験が役立つ在庫管理のスキルなどが、特に求められる分野です。

未経験歓迎の求人の場合は、人柄重視の選考が多いですが、コミュニケーション力やチームで仕事をした経験、コツコツと継続して物事を遂行してきた経験、柔軟性、対応力などをしっかりアピールすることで、求める人物像と合致し、好条件での採用が期待できます。

リユース業界の将来性と今後の収入見通し

リユース業界はここ数年で大きく成長しており、今後もさらに拡大していくと考えられています。環境意識への高まりや、インフレによる物価高の影響から、中古品を購入する人が増えており、大手企業の参入や新しいビジネスモデルも次々と生まれています。さらに、EC市場の発展やAI査定技術の進化によって業務の効率化が進み、給与水準にも影響を与える可能性があります。リユース業界の今後の成長や市場の動き、そして年収アップのチャンスについて紹介します。

業界全体の成長と市場の変化

EC市場の拡大で広がるビジネスチャンス

オンラインでの売買が活発になるにつれて、リユース業界もECを活用した販売に力を入れています。海外市場へのアクセスがしやすくなり、日本の中古ブランド品やホビー商品が海外でも注目されるようになりました。フリマアプリやオークションサイトなどの販売チャネルも増え、より多くの人に商品を届けることができるようになっています。さらに、配送サービスの進化により、スムーズな取引が可能になり、リユース商品の流通が活発になっています。この流れの中で、EC運営やデジタルマーケティングのスキルを持つ人材の需要が高まり、給与アップのチャンスも広がっています。

AI査定や自動買取システムの導入

最近では、AIを活用した査定システムが導入され、査定や買取の業務が効率化されています。スマートフォンアプリを使って、誰でも簡単に査定を依頼できる仕組みが整い、大手リユース企業でもこの技術を活かしたサービスが増えています。また、オンラインで査定から買取まで完結できる自動買取システムも普及し、従業員の業務負担が軽減されています。さらに、遠隔査定の技術が発展し、本部が外部の専門業者と連携して真贋判定を行うことで、店舗での買取業務がスムーズに進むようになっています。

このような技術の進歩によって、査定士や買取スタッフの仕事も変化しています。専門知識やスキルを持つ人の需要が増えており、特にAIを活用した査定システムを使いこなせる人や、高度な鑑定スキルを持つ人は、企業内で評価されやすく、給与アップにつながる可能性が高くなっています。

今後の年収アップの可能

キャリアアップしやすい企業の特徴

リユース業界では、キャリアアップしやすい企業を選ぶことで、給与を大幅に伸ばすことが可能です。特に、大手リユース企業は安定した収益基盤があり、査定士やマネージャー職の給与水準が高い傾向があります。成長中のベンチャー企業では、新規事業や海外展開を積極的に進めているため、実績次第で昇給のチャンスが多くなります。また、インセンティブ制度が充実している企業では、買取や販売の成果に応じて年収を上げることができるため、個人の実力を直接収入に反映させやすい環境が整っています。

グローバル市場への進出で収入増加の可能性

グローバル市場に進出に進出していている企業でもチャンスもあります。日本の中古品は品質が高く、海外でも大きな需要があるため、特にアジア圏や北米市場では日本のブランド品や電化製品が人気を集めています。海外販売を活用すれば、国内市場よりも高単価で取引できる可能性があり、eBayやAmazon Global、独自のECサイトなどを通じて直接販売することで収益を拡大することができます。英語や中国語のスキルがあれば、海外顧客との取引がスムーズになり、収入を増やすチャンスがさらに広がるでしょう。

まとめ

リユース業界はSDGsの影響やEC市場の成長、AI技術の導入などにより、今後も発展が期待される分野です。市場の拡大とともに、給与水準の向上や新たなキャリアの可能性も広がっています。キャリアアップしやすい企業を選ぶ、独立を目指す、グローバル市場に進出するなど、年収を上げるための選択肢は多岐にわたります。今後の市場動向を見据えながら、リユース業界でのキャリアプランを構築することが重要です。

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